相変わらず仲良く遊んでいると思ったらすぐケンカのぐりぐら。しかしパターンも子供の成長とともに変化していって、だいたい最近は言い合いになったあとにぐりがぐらに手を出し、それを受けてぐらがぐりをちょっとこづくとぐりが大袈裟に泣いて言いつけにくるパターン。2歳差で甘えん坊長男と気の強い2歳反抗期長女の組み合わせだとまあ確かに常にホットゾーンという気もする。
前までは話を聞いて筋道をヒアリングしてどちらが悪いか見て注意したり叱ってたけど、最近「ケンカするのは両方悪い」と怒ることが多くなった。問答無用、ぐらは当然不満だろうけどいろいろ考えてのこと。
以前同じようにエントリーにケンカのことを書いたときに、「親が裁判官になっちゃいけない」みたいなコメントをつけてもらったことがあってずっと引っかかっていた。確かに筋道たててその上で叱ってるとぐらが「判定待ち」みたいな気持ちになっているのがありありと分かる。要するに「自分は悪くない」「正義は通る」という気持ちが前面に出て人と折り合う工夫を考えることをあまりしてないんでは、と思うようになってきたのです。
で「けんか両成敗」なわけです。いや〜昔の人はいいこと考えるなあと。とにかく「けんかするのは両方悪い」と両方叱る。ぐりもぐらも同じ。ぐりはまだこのあたりのニュアンスがぜーんぜん分かってないので「ごめんなさーい(涙ボロボロボロ)」という感じ。ぐらは不満そうに泣かずにうつむいている。でもこういう叱り方を続けていたら、ぐらがとにかくけんかに持ち込まないように、ぐりの気を逸らせたり、違う話題に持っていったり回避することが増えてきた。まあぐらの不満は分かるから、その行き場の無い気持ちは他のところで埋め合わせするとして、とりあえずしばらくはこの方向で行ってみよう。
でもこの前病院のプレイスペースでぐりを泣かせたぐらにはぐらにだけ雷を落としました。きっと周りからは「かわいそうに〜あんなに怒らなくてもいいのに〜」と思われているだろうなあと思いつつ、公共の場はもっと問答無用にルールを叩き込むべしという家訓(笑)に則ってであります。ちょっと昔気質の肝っ玉母ちゃんまっしぐらというところかなあ。
>「判定待ち」みたいな気持ちになっているのがありありと分かる。
なるほどー。
そんな風に習慣がついてしまうと、後で困るかもしれませんね。
人間社会、正義が通ることがほとんどない(といったら言い過ぎかもしれませんが)
ですが、その状況をいち早く体感させて、テクニックを磨かせるというのは素晴らしいですね。
人間の成長に関して、環境っていうのは大きいですものね(^^;
>tommyさん
うーんまだちょっとぐらが可哀想かな、と思うときはありますけどね。
テクニックを磨かせるといううより、まああまり子供が考える局面に介入するのも
どうかな〜というか、そのあたりは子どもたちたくましく自分なりに育ってくれ、という感じです。
とにかくふたりとも「たくましく」育ってくれればと思ってます〜。