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  2005-04-08 ‖Fri‖   

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  ギャラリーフェイク

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最近のマンガではまりまくっているもの、「ギャラリーフェイク」。元ニューヨークMETの伝説のキュレーター、「プロフェッサー」のニックネームを持ちながら、現在は美術のブラックマーケットに通じる悪評高いギャラリー経営者の藤田玲司が主人公。美術界のいろいろが一話完結ででていてかなり面白い。確かTX系の深夜でアニメ化されてますね。現在文庫本タイプが出ているのでカバーかけて電車の中で読んでます(笑)。「ダ・ヴィンチ・コード 」をキーとした「もうひとつのモナリザ」みたいなテレビ番組をたまたま見て、確かこのマンガにも出てたな〜と思い出して引っ張り出して読んでたら止まらなくなっちゃってます。面白いです。個人的に好きな「エドワード・ホッパー」の話もあったぞ!

でも構図としてはどうしても「ブラックジャック」を思い出しちゃうんだよなあ。その道の最高に近いプロフェッショナルでクールな主人公、その主人公にベタ惚れしている女の子を主人公は憎からず思っていて・・・という構図はまさにそれ。けっこうこういうパターンは読者を引き付けるものなんでしょうか?

しかし最近のマンガの展開はメディアの垣根を完全に越えてますね。電子マンガっていうんですか、有料でこういうタイプの展開もあったりします。サンプルを見てみると「なるほどなあ〜」と思わず感心。動画じゃなくてマンガ読むのに慣れた人へのWEBサービスみたいな感じ。むむむこれ読みたいなあ。

後日談、ネットで情報拾ってたらもう完結しちゃったんですね。でもあのネタを32巻、質をそれほど落とさずにやってこれたのは凄いと思うなあ。学芸員の愛読書とかまことしやかな噂もあるぐらいだもんね。


llcafell at 04.08

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