三つの金の鍵
柴田元幸の訳での「
三つの金の鍵/魔法のプラハ」購入。ついふらふらと。はっきり言って大人向けの絵本。確か柴田元幸はエドワード・ゴーリーの絵本「
うろんな客
」を翻訳していたっけ。エッチングは昔から好き。子ども心にこういう画風はあまりにも他の絵本とは違っていて強烈に視覚が覚えている。例えばモーリス・センダックの「
こぐまのくまくん
」シリーズであるとか。
プラハっていつかは行ってみたい街だ。カフカとクリムトとクンデラの街、「存在の耐えられない軽さ」の街。古い歴史と魔法と迷宮の街。その磁力めいた魔力が絵本に満ちている気がする。いつかぐりぐらが見る日まで私が楽しもうっと。
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