で、俄然ギャガの思惑通りリチャード・ギアのハリウッド版リメイクを見たくなる訳ですよ。HPチェックしていたらトレーラーで流れる「Shall we Dance?」の音楽にノックアウト。始めはトム・ウェイツかなと思いきやピーター・ガブリエルだったよ。懐かしいな〜。こういう人生の切ない系音楽を聴くとパブロフの犬的に、無条件に衝動的に観たくなるわけだから音楽の効用はすごいっ!明日でも観に行こうかな。当然メガコンプレックスの映画館で子ども映画があるかどうかチェックの上でね。
追記、結局土曜日熱は下がったけど大事をとって家で休養のぐり、元気ありあまりまくりのぐらを数時間ダンナに見てもらって行ってきました。ダンナ多謝。封切り1週間ぐらいの土曜日にしては少なかった気がするけど、でも良かったですよ。だいたいの筋書きとトーンはきちんと踏襲しながら、でもやはりリチャード・ギアですからね〜。真面目な弁護士という設定だけど、やはりもう少し柔らかいというかチャーミングというかそんな主人公でした。意外にジェニファー・ロペスがタイプは違いながらも、すこしどこか緊張しているダンス教室の失意の若い美しい教師の雰囲気はあったなあ。違ったのはリチャード・ギアの奥さんがサックス・フィフス・アベニューで働くキャリアウーマンだという設定。この役はスーザン・サランドンだったんだけど、ひたすらウエットな日本の設定とは違ってユーモアと軽さが出ていてとても良かったです。こういう類いの軽さを出せる、コメディをこなせる女優さんって、いいよなあ。ダイアン・キートンとかゴールディ・ホーンとかね。
ほんの少し違う最後の方の設定がまたリメイク版なりの良さを出していて、なかなか楽しんでほろりとした時間でした。