書店売りはしていない、なおかつ無料配布なのだけれど、購読にあたって読者は申し込み時に審査をうけなければいけない。すなわちターゲットを完全に媒体サイドからセグメントしているわけです。雑誌自体はハイクオリティで、特集も深いし美しいんだけど、掲載されている商品の値段の桁が一般雑誌とは一桁違う!
当然読者プロフィールはきっちりと押さえられているわけで、だいたいですね、年収のカテゴリのメインは年収3000万〜4000万の方々。掲載されている広告もまた凄い。表2見開きがメルセデス、で表4がカルティエという世界。であとは投資の資産運用の案内とか。いやどこかに存在しているのだろうなあとは思うんだけど、日々の生活周辺には生息していないだろう人々。しかし発行部数「ナイルスナイル」5万、「セブンシーズ」10万というのはそれなりの雑誌の発行部数に匹敵する。マーケットとしては十分魅力的なわけなんですね。
しかし広告営業さんと喋っていると「お金を持っているから、高尚な特集しか読まないってこともないし。別に一日中カルティエとメルセデスとゴルフのことばかり考えているわけでもないし・・・」ということでもっと広告のソースを広げられる可能性は大きいみたいですね。でも確かに富裕層ターゲットの雑誌群はなんだかみんな似通っている。きらめく宝飾、時計、素晴らしい車、そしてかなり高尚な特集。でも果たしてそうなのか?金持ち父さんの行き着く消費の先は、じょうごで濾されるごとく単一で狭いものなのでしょうか。
そうだとしたら、そういう意味ではお金持ちの生活はある意味「退屈」かもしれないなあ・・・。
こんにちは
突然のコメント失礼します。
私の友人の記事がセブンシーズに出ておりまして
購入しようとしたらなぜか売り切れなのです!
是非手に入れたいと思うのですが譲っていただけないでしょうか?
2006年3月号です。
よければお返事ください。