最近仕事周りの環境の変化が慌ただしい。ひとえに私の所属するグループの上司が変わったというところもある。その上司は本社で現場と人のマネージメントをとことん鍛えぬかれているタイプ。仕事には当然厳しいけれどやっただけの評価はちゃんとするという感じ。こういう上司は私は個人的にやりやすい。
マネージメントってつくづく思うのだけど、やはり一朝一夕には身につかないものだよなあ。例えば広告屋としてプレゼンに連勝し、現場として優秀な人がその見返りみたいなものでグループの長になり・・・というのは良くあるパターンだと思うのだけど、そのグループが生み出すものをマックスにする能力と、実務的な能力はまた別のところに存在する。
最近「ダイバーシティ」という言葉をよく耳にするけど、この「多様性」ってのは確かに大切な事だと思う。ひとつのグループでカラーが統一されているグループが生み出すものは、軋轢はないけれど引力もない。人の多様性を許容、そして敬意を持った上で、それぞれの能力を最大限に引き出すにはどういうことをすればいいのか、ということを頭に置きつつグループをマネジメントできる人は強い、と思う。新しいものを生み出せる組織は少数を排除して多数が居心地のいい集団ではないはず。
と抽象論に走りましたが、そういう感じで、今日の夜も明日もメディアプランニング関連の研修です。ぐりぐら日曜日にたっぷり遊んであげるからね!!