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  2005-07-19 ‖Tue‖   

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  風のように歌が流れていた

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たまたま会社の人に「これいいんだよ〜!」と貸してもらったDVD、音楽系のものに手を出すのもこれまた久しぶり。これはJ系東単の深夜番組だったらしく、関西でもやっていたのかも知れないけど見た事はなかった。「風のようにうたが流れていた

小田和正が毎回ゲストを迎えて、彼の人生の中の音楽の歴史を語りながら歌うという番組。彼に関してはもともと所属していたバンド「オフコース」のイメージが私ぐらいの世代には強い。当時、多感な学生だったということもあって、オフコースが好きな人ってのがどうも「暗い」みたいなネガティブイメージが先行していた雰囲気だった。でも私個人はかなりニュートラルな立場で入れ込むことはなかったけれど好きな歌もたくさんあった。「明治生命」のCMで取り上げられた昔の曲「言葉にできない」がじわじわと売れるぐらいにベストを買って、iPodに入れていたりするのだけど、昔の曲も今聞くととてもいい。彼がソロになって、今だに沢山の歌がCMやドラマに使用されたり、CDが最年長でトップセールスになったりするのはやはり彼の才能は時代だけのものではなかったということか。

彼の訥々とした神経質っぽい真面目なトークの中にちょっと笑える場面があったり、スターダストレビューや鈴木雅之などのゲストを迎えての回もあったり。彼の今までの人生の中での要となる音楽をカバーするのだけど、あの独特のハイトーンボイスで歌われるとそれはそれで気持ちよく聞き入ってしまう。ボブ・ディランとかキャロル・キングとか赤とんぼとかね。

でも何が素晴らしいかといったらセットだな。200人ぐらいが円形のステージを取り囲むように座れるようになっていて、証明や音響がベストに近いぐらいにセッティングされていて。この番組を作ったプロデューサーの思いが伝わるような番組のDVDでした。


llcafell at 07.19

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