思わず買ってしまいました。「Esquire 日本版 10月号」、ニューヨークの本屋でポール・オースターがリーディングしている姿のページを見て衝動買いです。

そういえば前にも書いたけれど、30-40代をターゲットにした男性誌の創刊ラッシュ。その後の明暗が少しづつ見えてきた。まずは噂の先発雑誌「ＬＥＯＮ」相変わらず圧倒的な強さを誇る。その後各出版社から出てきた同じような雑誌はかなり苦戦しているとか、「ＬＥＯＮ」が既存のマーケットを食った先は「ＢＲＩＯ」あたりらしいとか。

その中で意外だったのは「Esquire」あたりもけっこうマーケットを奪われているのではないかな・・・と思ったのだけどむしろ販売部数は伸びているということ。この媒体サイドの説明を聞くと、「男には３つの『欲』があって、それぞれ『性欲』『出世欲』『知識欲』なんだけど、それぞれ『LEON』『GQ』『Esquire』で住み分けているから」と冗談交じりで言われた。聞いたときはこじつけっぽいなあと思ったけど、よく考えたらある意味上手いロジックだよなあ。