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  2005-11-24 ‖Thu‖   

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  創刊第2号を斬る

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REAL SIMPLE JAPAN 創刊2号」読みました。だいたい創刊号ってのは広告のご祝儀出稿というのもあって、実際の広告ソースが分かりにくいというのがあります。敢えて創刊2号目の広告をチェックしてみた。私は広告屋なもので編集もさることながら、「この雑誌のスタイルをどれだけスポンサーが賛同して出稿しているか?」みたいなところが非常に気になるところなのです。

どうやらフォルクスワーゲンはこの雑誌が気に入ったようですね。創刊号のタイアップ4ページに引き続き純広が入っている。フランク・ミューラーが入っているってのはいかがなんでしょう?でも今回座布団1枚なのは、マイクロソフトの見開きタイアップとダイハツの見開きタイアップ。これって完全に「リアルシンプル」ワールドに作りこまれている。編集がきちんと丁寧に作っているのが分かる。あと、コスモ石油もかなりトーン&スタイルを合わせているけれどこれは純広。

面白いなあと思うところは、単価が高い商品いわゆる贅沢品と、生活必需品の商品の広告が混在していること。これはやはり雑誌読者のスタイルを表していると思う。高級だろうとそうではなかろうと、自分の気に入ったものは購入するという行動、共通する切り口は「生活のセンス」みたいなものかな?今まではそれは一冊の雑誌でカバーされることは在り得なかった。そういう意味で賛否両論ありながらこの雑誌は確かに新しい可能性を見せていると思う。

さて、あと数号出たら実際のところが分かってくるんだろうなあ。私は「当たり」だと思いたいです。編集の内容は「・・・うーん、特にこんな情報は絶対役立つとは言えないかも」とゆるさが目に付くのだけどね。今回はトマト缶比較とグラス紹介が一読者として好きでした。あとここのトーンのファッション紹介は好みです。


llcafell at 11.24

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