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  2006-01-21 ‖Sat‖   

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  平日昼下がりの特権

金曜日に神戸でお昼に美味しいフレンチでバイキングを食べる機会があった。相方は会社の年上の同僚(♂)、入るまでは知らなかったんだけどここのバイキングっていわゆる「バイキング」の雰囲気じゃなくて、「オリーブのマリネ」とか「トマトと春菊とフォアグラのピンチョス」とか凝りにこった前菜が小さなスフレカップで供され、メインは数種の中から選べるのだけど「クエのナージュと茄子の軽い煮込み 春菊の香り 」みたいな感じでスイーツも充実、コーヒーもマシンで入れたてというバイキングじゃないみたいなバイキング。これは美味しい!これで@2500円ぐらい。食事も食事する時間もゆっくり楽しめる対価としては決して高くない。

こじんまりとしたレストランの中は15、6人の客が和やかに食事をしていたのだけど、しかし見事に女の人率100%。男の人は同僚だけ。思わず観察してしまったけど20代後半女性の3人連れ2組、50代〜60代の女性3人連れ2組、40代と60代後半の親子とおぼしき2人連れ2組、で私と同僚。まさに平日昼下がりに美味しいランチを食べる時間的金銭的余裕のあるターゲットはここだっ!という縮図ですね。私と同僚はとにかくとして。

同僚は美味しいもの好きで、「バイキングと聞いていたけどこれなら満足」というコメントあり。それなら食事を楽しもうとするサラリーマン諸君の比率が高くなっても良さそうなんだけどきっと、そういう風にはならないんだよね。楽しんでいる女性達にしたって、ちょっと贅沢な食事ってたまに食べるから美味しいというか最大限に楽しめるのであって、これが延々続くとそれは感じる幸せ度が低下しちゃうんだろうなあ。

うまく表現できないんだけど、男性と女性の生活パターンが分離してものではなくもっと共通するものが多くなって、例えばパートナー同士でこういう美味しい食事の時間を楽しめるとか、女性も何か一生懸命になれるものに関わって適度に忙しく、その合間にこういう食事を楽しめるとかそうなるともっと双方の生活満足度が上がるんではと思います。生きることを味わい、楽しむには仕事だけでは、贅沢を続けるだけではつまらない。ああまとまらないなあ。またゆっくり考えよう。


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