最近のぐりぐらの平日日常の様子を記録。今日は保育園でふたりとも前から楽しみにしていた人形劇の鑑賞へ。とはいっても舞台で動物の着ぐるみで展開される「ロビン・フッド」。チケット代もそれなりのものを取られるけっこうちゃんとした舞台です。日頃のテレビ視聴態度から、すでに2回目参加になるぐらは大丈夫としても心配なのはぐり。なにせ天真爛漫系おしゃべりでテレビでも絵本でも見ながら傍らの人に、「これって○○やねんな〜」「これって○○がこうしてんやろ〜」とかずーっとしゃべっている。朝に「ぐり、見る時は『しーっ！』してお口にチャックしとかなあかんねんよ〜」と釘を刺しつつ保育園へ送り出す。ふたりとも前々からとても楽しみにしていたので後ろ姿が弾んでいるよ〜。

さて、お迎えに行くと２人で口々にその人形劇がどれほど面白かったか興奮気味に「同時に」私におしゃべり。両手にそれぞれの手をつなぎ、「はい、いっぺんに言ってもお母さん分からなくなっちゃうから、ぐら言って。次はぐり」と交通整理しながら外を歩く時間は母親として幸せな気分。でもだいたい特別なことがある以外の日もこんな感じ。とにかく母親の私におしゃべりを競ってる。やっぱりこれって日頃接する時間が短いからかな〜と思いつつそれも手伝って、連れ帰り夕飯のセッティングをして、食べてお風呂入って寝るまで私は自分ではありえないぐらいに常にぐりぐらの話を聞き、喋っている。いや話を聞くのは得意なんだけど喋るのが「ありえない」ぐらい。アピール上手の妹に偏らないようぐらに話しかけ、（ぐりはなんせずっと私のあとを着いてまわっておしゃべりしている）子どもの話に相づちを打つ。たまに仕事で疲れている時とか賑やかさにくらくらなるときも・・・正直あります〜。

このぎゅっと凝縮されたコミュニケーションの時間でかろうじてバランスを保っているのがわかっているからこそ、私は喋りつつけるんだろうなあ。ダンナはこのあたりマイペースを崩さない。それはそれで別に構わないことだし子どもに対して２人とも私の状態よりはいいんじゃないかなあとも思える。でも日頃いない状態も一緒で人気赤丸急上昇なのは「おかあさん」。外食でもかならず「おかあさんのとなりがいい〜」と結局私を真ん中に両脇にぐりぐら、対面はダンナひとりというパターンが多い。ダンナはどちらかといえばノンバーバルで細やかな気遣いが子どもに対して出来るタイプなだけに「報われないなあ〜」なんて思う。だからという訳ではないけどことあるごとに、絵本の「おとうさんはウルトラマン」のごとく取るに足らない事でも「お父さんすごいね〜」と誉める。実は実家の母がけっこう父のことを悪意はないにしても見下す発言をしたりしていたことも、反面教師だったりするのだけどね。

夕食を終え、賑やかさがこれまた反響するお風呂も終え２人はかるた。ぐらは「兄貴」としてまだ字の読めないぐりにフォローする余裕もできてきて、それなりにすぐに喧嘩にならずにふたりで遊んでいる。最後は字札を読むのに私も参加して、そのあと絵本を読んでこれも未だ抜け出せずにいる添い寝へなだれ込み。ぐりは相変わらず私の腕に抱きついて寝ているし、ぐらは背中を掻いてもらいながらまどろんで行くのが好き。なかなか「ひとりで寝られるようになろうね」を強制するのも普段が普段だけにできないまま一緒に寝てしまう。最近ここで復活するのはあきらめモードです。ちょっと勉強したいモードなんだけどなあ。