食雑誌もそれぞれにビジュアルや構成によって、「うわ〜美味しそう!」と訴えかけるターゲットが当然違う。「dancyu」のようにいかにも目の前にあるようなシズル感バリバリの雑誌が一番好きな人もいれば、その食材のルーツに焦点をあてて料理と情報をセットにしている雑誌もある。「美味しいものを食べさせる」情報誌に近いものもある。私個人はこの雑誌の情報の出し方が一番興味を引くかも。まずビジュアルがとても美味しそう、でその料理を作るのにシェフの一工夫みたいなものが載っていて、それを読んでいると自分でも作りたくなってくる。
巻末のレシピもその道の料理人が作るちょっとよそ行きの料理なんだけど、なんせ美味しそう。しばらく続けてこの雑誌は読み込むつもりです。でも「ELLE ATABLE」といい「CREA eats」といい、雑誌から食の部分が分離してムックになっているなあ。きっと食にファッションと同様媒体が持つ「スタイル感」が出てきているのでしょうね。