ピカソの「青の時代」の作品に「マテルニテ」という作品がある。直訳すると「母の愛」、ピカソは作風が変化していくその過程でその主題を何回も取りあげて描いている。けれど静謐な、多分寝る前のパジャマ(なんだろうな)の子どもにお休みのキスをしている母の姿に時代を超えた母親の子どもへの想いを見るような気がして、気に入ってポストカードを無造作に飾っている。ぐりぐらが興味を持ってたまに眺めては「これはお母さんがチューしてるの?」とか聞いてくる。
ネットの知人の娘さんが小児脳腫瘍で亡くなられた。2歳2ヶ月。病気が発覚してから綴られる日記を胸が締めつけられる想いでずっと読んでいた。でも、母である彼女と娘さんの間の絆、彼女の辛さを超えた娘さんへの静かなしかし深い深い愛情、その愛情に応える娘さんの姿を私は一生忘れないと思う。ゆりこさん。あなたを私は本当に尊敬します。そしてこれ以上ないだろう至上の「母の愛」をあーちゃんは感じていたと思います。それはもしかしたら私が一生かかっても子どもたちに与えることのできないものかもしれない。
娘さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
そうですか・・・。
この方のサイトは、セカンドマシンのブックマークにしか入ってなくて、しょっちゅう通っていた訳ではないけれど、切ない思いで読ませていただいていました。
同じ2歳児を持つ母として、どうしようもないぐらい悲しいです・・・。
しかし、本当にあーちゃんは幸せだったよね。
今までがんばった分、ゆっくり休んでもらいたいなと思います。
エントリーの内容を上げるか上げまいか悩みましたが、ゆりこさんに
コメント以外のところで伝えたくて自分のところへ書いてTBしています。
今過去の日記を読み直しても涙がでてきます。
でも、きっとあーちゃんは幸せだったに違いないと思います。