TOP >> GURA'S DAYS * GURI'S DAYS >> 春の出発に向けて  

  2006-02-18 ‖Sat‖   

go this category! go this category!

  春の出発に向けて

午前中は年に2回ある生活発表会。歌を歌ってお遊戯や楽器や数字、色などのゲームを披露してくれる。ぐらは小さい乳児の頃はいつも泣いていたなあ・・・その度に心配してたよなあと小さい子どもたちのクラスを見る度思い出す。今ではぐりですらも、はきはきと自分の名前を言って自分の持っている小道具の色を間違える事無く、はっきりと答えられる。ぐらも危なげなくニコニコと赤白のポンポンを持って踊っている。今年の保育園の物語モチーフは「はなさかじいさん」このストーリーに添って各クラスが出し物をするわけなんだけどね。ぐらのクラスは「どんなおじいさんになりたい?」「どんなおばあさんになりたい?」というのを、個人で音楽に乗せて発表してくのだけど「ぎーこぎーこバイオリンの上手なおじいさんになりたい」そうです。というよりそんな台詞親としても初めて聞いたぞ(笑)。よーし小さいときの習い事は体育系か情操系と密かに決めている私、ちょっとリサーチしてみよう。

ところでこの時期の生活発表会は、やっぱり3月に卒園していく年長さんにスポットライトが当る訳です。卒園式は別にあるのだけど、出し物もすでに一年の楽しかった行事を振り返る歳時記チックなものだし、「将来なりたいもの」みたいなものを自分で絵に描いて発表していく。ぐらはまだもう一年あるんだけどもうなんというか、親としての感無量の気持ちが移ってしまうなあ。今でこそ集団生活の良さをあらためて知り、子どもの感情的にも情操的にもきちんと目の行き届いている今の保育園に感謝しつつ、安心して預けていられる。でも最初に預けた日の赤ん坊だったぐらの目、高熱が出てどうしても仕事を休めずに病児保育へ抱っこひもで電車に乗って連れて行き、そこから出勤したときの切なさ辛さ、ぐりの時でも抱っこから離したとたん大泣きする声を背中に聞きつつ園を出た事とか・・・親として、働く母親の道を選択した試練をまざまざとフラッシュバックさせられちゃうというか。その子どもたちがこんなに大きくなって強くなって個性的にのびのびと目の前にいる。そのことにひたすら感謝。

将来なりたいものはやっぱりいつの時代でも普遍なのかなあ。男の子は「サッカー選手」と「野球選手」女の子は「ケーキ屋さん」「保育園の先生」が多かった。その中でおとなしそうな芯の強そうな女の子が「大工さんになって、困っている人たちにお家を建ててあげたい」といっていたのが印象的だった。あなたの夢は、夢を忘れない限り叶うよ。きっと。


llcll@MOBILE at 02.18

Trackback

TrackBack URL for this entry
  http://llcafell.s28.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/1423  


Comments
Post a comment







Remember personal info?