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  2006-05-02 ‖Tue‖   

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  Pen:世界の子ども教育。

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このブログで常に一押しの雑誌として紹介している「Pen」。今回の特集は「世界の子ども教育」です。いや〜本当にこの雑誌の切り口とトーンには脱帽です。この雑誌の読まれるジャンル、このマーケットが非常に評価されていると各出版社が分かっていても、なかなか「LEON」のあとに後続雑誌が続々出来てきたようには真似できないアティチュード、アリュールがありますね。えーと言葉で表せない雰囲気というか、ニュアンスというか。今続々と出ている教育雑誌はトーンこそ違え、最終目標は「勉強のよく出来る子どもにするには」であるとか、アプローチは様々でも収束する先はひとつという路線を外れない気がする。でもこの特集を読んでいると、もとにまっさらな子どもという「可能性」がありきで、それをどのようにも伸ばせるという魅力と多様性が感じられる特集。一読の価値ありです。こういう世界の「学校」という組織の多様さを見ていると日本の教育なんて少々変わってもやっぱり画一的だと思う。

ところでここに関西に新しくできる「同志社小学校」の校舎の内部の写真があったのだけど、いいな〜この校舎。図書館に半円形の段差のある劇場型の「読み聞かせコーナー」があったり、校舎のセンスのいいこといいこと。校長の受験の合否判断のポイントは?という問いに「求めるのは愛されて育った子どもたち。周囲に認められてさえ居れば、自分を信じ、粘り強く課題に取り組むことが出来る」という言葉に非常に共感。だから受験させるってわけでは当然ないのですが、でも本当にその通りだと思う。愛されて育った子どもは自尊心を育み、自尊心があるからこそ挑戦や冒険ができるというのは私の教育観の根っこにあります。


llcafell at 05.02

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Comments

こんばんは。同志社小学校の校長先生の言葉に感銘しています(あと、私もPen、好きです)。お受験校については全く知りませんが、単純にこういう考えの教育っていいなと思うし、実際に自分の周りを見渡しても「育ちのよい人(=大切に育てられた人、親から否定されなかった人)」ってとても安心して付き合えます。


のりこ at 05.03*12:27 AM

こんばんは〜。
のりこさん、赤ちゃんのご機嫌はいかがですか?大変だけど可愛い可愛い盛りですよね。楽しみに日記を覗かせてもらってます。

お受験熱という外部要因の話ばかり聞いていると拒否反応をおこしてしまうのだけど、こういう教育方針を聞くと信頼して子どもの教育を預けたくなっちゃいますよね。

私はほんの少しなのだけど「親が私が頑張ったら認めてくれる」というアダルトチルドレンの傾向のある人なので、自分の子どもには「愛されて自尊心を持って欲しい」という気持ちがより強いのかもしれないです。


llcafell at 05.03*01:07 AM

こんにちは〜♪
最近、いろいろな教育関連特集が続いていて、いくぶん食傷気味?!って
印象でしたが、これはまたタイトルからして、切り口が違いますね!
今度、本屋さんに行ったら、チェックしてみまーす!

今、話題の?!フィンランドとかの話もあるのかな?
立命館、ではなく、同志社なんですね...ふむふむ。


ほの・るる at 05.03*09:18 PM

ルルさん。こんばんはー。
うん、切り口は非常に良い感じです。とくに副題が「クリエイティブ能力を育てる」で、このワード自体は耳慣れしすぎて響かないけれど音感、美術、デザイン、味覚と最大限にこどもの感覚分野を豊かにするアプローチ例がたくさん載ってました。北欧もありましたがあまり偏ってはいませんでしたよ。

立命館も見開き対向で紹介されてましたが、私個人は同志社の校舎がより良かったです。


llcll@mobile at 05.03*10:51 PM
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