どうしても企画を通すためには手堅く、クライアントの意向をヒアリングしてそれに添った形でというのが定石といえば定石なのだけど、それだけでは「らしさ」をアピールできないというか。そういうのを肌感覚で再認識した日。2年前に受けた会社でのとある思考システムのセミナーでの言葉が、再度頭に浮上してくる。
「飛躍していないものは定型に過ぎず何も訴えかけない。考えて作るものは単なる考察であって発想ではない」
守りの仕事から責めの仕事への気持ちの転換もやっていかなければ。ね。
夕方追記、打ち合わせを長時間やっていると、自分のコミュニケーションにおける集中力がいかに落ちているか最近感じる。そう、コミュニケーション。「もう〜そんなぐだぐだどうでもいいじゃない〜」みたいな感じになる。ヤバいヤバい。育児局面では子どもの起こすささやかな事件のひとつひとつでとどまっていると、何もかも進まないということもあって見切り発車でいろいろな物事を進めるという癖が仕事で抜けきらない。これはちょっと気をつけて直さなきゃならないなあ。