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  2006-06-25 ‖Sun‖   

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  評論家はいらない

「働きマン」を久しぶりに読んでいてなんとなく身につまされた部分があった。主人公の編集者が責任編集を任されていて、自分が発熱した上にタッグを組んでいる他のエディターも病気に倒れたり、仕事を置いて逃げたりしてしまう。その中で朦朧としながら「逃げたら楽になるけど、あとが辛い」みたいなことを考えつつ机に齧りついて仕事を進める場面。

そう、仕事って結局、規模はいろいろあるけれど責任を負ってはじめて「仕事」と言える訳で。例えばひとつのプロジェクトを進める時、私の仕事の場合いろいろなセクションの人間が関わって進めていく。その時ぞろぞろと出てきて自分の知見から意見を言うけど、じゃあそれを具体的に発言者としてどう持って行きたいか、ということにまったく関知しない人がいる。えーとそんな評論家はいらないんです。それならはじめからタッチしない方がいい。

同じく、セクションの中の人間関係や力関係とかについて同僚と話をしている時、上長の悪口や同僚の至らなさみたいなことをいう人がいる。まあ、どこでもだろうけど。じゃあ、あなたはそのユニットの一員として、そのユニット内のその人たちをどう使えばユニット全体のパフォーマンスを上げられるのか、それを聞きたいのにそこには当然言及しない。えーとそんな半径3m以内の人の使い方すら考えない言いっ放しの評論家はいらないです。自分ではひとつ高みにたって人を評価していると思っているんだろうけど、自分の底のなさを自分で披露しているようなものです。

ちょっと辛辣?いえいえもともとこういう人なんですね・・・そろそろ脳内が育児モードを脱出してきたかな?あははは。

追記、残りのケージのカブトムシの幼虫が一斉に成虫になって這い出してきた。月齢は新月。前回は満月だった。赤ちゃんが生まれるのもこの時期が多いというのを聞くけど本当に生物のバイオリズムに影響を及ぼしているんだなあと。今度は小さいカブトムシと中ぐらいのと大きいの。どこぞの絵本に出てきそうな組み合わせだけど生育状態などによって個体の大きさが違ってくるらしい。これもぐらの図鑑で見て初めて知った知識です。


llcafell at 06.25

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