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  2006-07-09 ‖Sun‖   

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  CMを超える

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昨日図書館に行って、久々にフロアで「お話会」を子どもたちと一緒に楽しんだ。素足で上がれる絨毯のフロアで、ストーリーテリングする女性が蝋燭に灯をともし、「お話」を2題、絵本をひとつ読んでくれる。絵本は懐かしい「だいくとおにろく」。この蝋燭を点してあたりを少し暗くすることって、もうそれだけで子どもたちにとっては非日常への入り口という感じで演出が非常にいい。これで大人のお話会もやってくれないかなあ。音声による刺激ってまた独特の魅力があると思うのは私だけではないはず。この前本屋で「博士の愛した数式」の朗読CDが売っていて思わず買いそうになってしまったぐらいだし。

さて、図書館で雑誌も貸してくれるのだけど今回目に止まったのは過去3月27日号の「日経ビジネス」。とうとう私も「日経ビジネス」を読む女になりましたか〜(笑)。それはさておき特集は「CMを超える〜心を「刺す」マーケティング」。まあ今の私を取り巻く仕事環境の動きを特集でまとめたような記事なのだけど、その漠然とした動きに事例がくっつくと説得性が増す、ということで面白く読んだ。

最後の護送船団と言われるテレビ業界、それをメインの媒体とするマスマーケティングではもう、顧客を捕まえられないというところでWEB・OOH・フリーペーパーへのエクステンションというのは当たり前で、単に追加して使うだけではなくその有機的に連動した広告事例ということで2、3挙げられていた。資生堂、大正製薬、そして日産。日産の記事で本題とは少し外れるのだけど、広告費の「コストカット」を実行するために「ROI」の権化と言われる購買部のメンバーを広告宣伝部に送り込み、常に「この広告を出稿することで、どれだけの効果が期待できるのか、根拠となる数字を挙げて説明しなさい」という問いかけを日常的に行うことによって、広告宣伝部のコスト意識を徹底させるという話があった。実はこれとまったく同じスキームの話を他企業で聞いたばかり。広告がどんぶり勘定でやってこれた世代はもう決定的に過去のものだということを肌で感じる。

あと、巨大広告主が自らメディアを持つ事例も面白かった。今まで大仕掛けな組織がないと発信できなかった情報を、簡単に実行してしまうツールとしてWEBサイトやポッドキャストが浸透してきたというあたり。そしてその企業のメディアに他の企業の広告出稿が出てくる可能性は確かにある。良質な囲い込んだ顧客は、その他の企業にとっても有効な顧客である可能性が高い。

いや〜この5年で私の働いている業界もかなりの激動の時代になるんだろうなあ・・・。そこをサバイバルするためには常に自分でアンテナを張り、常に自分の方向性を見定めておかなきゃと改めて感じた休日でした。

閑話休題、ぐら、あっけなく洗面器に顔を付けられるようになって自信回復という感じです。どうやらお湯がダメだったらしく洗面器に水だと大丈夫だというダンナ弁。いや〜そんなところに問題があったとは。今日はダンナが調達してきた水中メガネを嬉々として装着したぐりぐら、お風呂に入って早速水中観察の練習をしていました。来週からはプール開き、夏到来ですね〜。


llcafell at 07.09

Comments

おぉ、水に顔つけできるようになりましたか
私は姉が居るのでマッタク逆でしたね。
やはり姉のほうが水を怖がっていたみたいで。初歩の泳ぎというか、水中遊びを教えてくれた伯父の話によれば「(姉)はダルマさんが出来なかったのにお前は初めてでできたな」
いまでもこの話をすると、「その時は怖かったの!」と言う姉は私よりも長く泳げるんですけどね
ワカラナイモノデス(苦笑)


Ceptre at 07.10*10:03 PM

おはようございますー。
そうなんです。やっぱりちょっとしたきっかけで、できるようになるんですねー。まあ小心者の息子にもささやかながら、チャレンジ精神が育っているなあと親として嬉しかったです。

そう、早くできるのも嬉しいけど長く本人が関わって楽しんで・・・が一番ですよね。その辺りの見極めを親としてはじりじり自分の期待を押さえつつやってるつもりだけど、まだまだかなー。

今はダルマさんのぷかーっと浮いた時の気持ち良さを、話してイメトレさせてます(笑)


llcll@mobile at 07.11*09:14 AM
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