とうとう、一般スポンサー向けにYahooから「行動ターゲティング」商品がリリースされた。何かと前々から話題になっていた「行動ターゲティング」。簡単に説明すると個人のサイト閲覧の傾向の情報をブラウザクッキーを元に抽出して、そのセグメントされたターゲットにバナーを露出するというもの。例えばコーヒーに興味をもち、それまで何度もコーヒー関係のホームページを見ている人には、その人がコーヒーに関係のないサイトを見ているときにも、サイトの広告枠にコーヒー関連のバナー広告を配信するというもの。すでに限定されたスポンサーには提案されて実施されていたのだけど、広告商品として十分耐えうると判断されてのリリースなんでしょうね。

クライアントからすると、ターゲットのデモグラフィック特性だけではなく、リアルタイムのターゲットの興味、及び欲するものに即した広告出稿ということでかなり受けがいいと予想されるのだけど、個人的感想を言えば自分の閲覧するサイトを追いかけるように「これでもか〜」とバナーが出てくるってのは・・・嫌ですね。パソコンの向こう側で自分の行動がガラス張りになっている気分だなあ。