日経ビジネスなので、当然会社としてのビジネス戦略の話になるわけだけど少子化、進研ゼミの時代の流れへの対応の遅れから3年前まではかなり会社として危機的状況に陥っていた。そこへソニーの前取締役が落下傘式に降りてきて社長となり、時代に即した「セグメントマーケティング」を意識した商品を次々に打ち出し会社として立て直したっていうストーリー。
一部からは「宗教」と言われているこの会社のカラーと方式。へそ曲がりの私はその画一感がどうも好きになれないままなんだけど、唯一この企業が展開した事業で「大好き!」というものがある。それは「ベネッセ・アイランド」。ベネッセの総本山岡山の瀬戸内に浮かぶ直島、ここをアートアイランドとして安藤忠雄建築の現代美術館を建設してかなり現代美術の巨匠の作品を収蔵したもの。確かポロックとかあったような・・・。記憶に強烈に残っているのが「ブルース・ナウマン」のネオンで出来たインスタレーション。どれも美術館の建物の「場」を意識した全体のバランスがとても良かった。これが建設されたのが1992年、その2,3年後に1回行ったことがある。ホテルも非常にセンスが良く、収蔵品もダイナミックで現代美術好きの私にはとっても刺さりました。今をときめく草間彌生の作品もその頃からあった。大きな黄色い海際にあるかぼちゃなんだけど。
その後「地中美術館」というのが新しく建てられたらしく、ジェームズ・タレルの作品があるらしいから再訪したいのです。さて、いつになったら行けるのやら・・・。そういえば新しいベネッセの社長もこの「直島プロジェクト」に感銘を受けて、社長を引き受けたそうです。うーん納得。
閑話休題、昨日うちの会社の支社長、つまりうちの実質ヘッドに声を掛けられた。「いや〜昨日きみの話題がでたんだよ〜」。私がどうやら出産前に担当していた局のその頃営業局長、今は出世された某取締役と会話したらしい。「いや〜今だにあんな素敵な女性はいない、って言ってたぞ」と言われ、正直嬉しかったです。
おひさです。直島、ずっと行きたいと思っていたんだよね。さすがcafeさんは既にチェック澄みですか!職場復帰までに行ってみよかと思ったり、折角なら子供が何か感じるようになってからの方が楽しいかと思ったり。
そうなんだ、行ったことがあるんですね。
ボクも在阪中に機会をつくって行ってみたいと思っていたところでした。
2〜3ヶ月前かある番組の特集だったかでも紹介されていましたよね。
そうだな・・、今度行ける機会があるとしたら定年後ですかね・・・?
そういえばいろいろありがとうございました。
>pianoさん
元気〜?だいぶん娘さんもおっきくなった?
いいよ。ここ。近代美術のほうが大きいしあまり肩が凝らなくて確かに子どもは好きかもね〜。
行くのは子どもがベビーカーで大人しく座っている時がお勧めだよ。歩き出すとなかなかこういう
ところへ行くの、大変です〜。
>kさん
出来たばかりの時で、まわりの家プロジェクトとかもなかったんですけどね。でもその頃は
人もほんと少なくて、見て回った美術館も貸し切りみたいな状態でしたよ〜。
ブルース・ナウマンの展示はコンクリートの丸い暗い部屋の中にあって、ネオンが点滅するんです。
じっと前に座ってしばらく見てました。懐かしいです。
いえいえどういたしまして。デザインが崩れた理由はトラックバックが新しく打たれたとき、
たまにURLのままで長いものが表示されると、折り返ししないのでサイドに収まりきらなくて
サイド自体が下に落ちてしまうんです。だからそのトラックバックを、スパムであることを
確認して削除したら直りました。