■■■ 2006-12-22 ‖Fri‖ ■■■
平日昼間の美術館
友人とリニューアルした「graf」のレストランをチェックした帰り、少しのエアポケット的時間に行ってきた国際美術館。久し振りのミロの壁画とアレキサンダー・カルダーの巨大モビールが、吹き抜けの明るい建物の中でゆったりしている感じに見えました。。特設展は「
エッセンシャル・ペインティング展」大きな近代美術のペインティングの中を散歩。気になった作家は、
リュック・タイマンスの淡い叙情的な色調、
マルレーネ・デュマスの惹きつけられる女のグロテスクさ。当然平日昼間で近代美術だから、人はとても少なくて自分の靴音が、高い天井にコツコツ響くのが心地よかったです。やっぱり、こういう「インプット」時間、もう少し意識して作ろう。
あと、同時期開催している「小川信治展」も面白かった。フェルメールの有名な絵画や、ダヴィンチの「岩窟の聖母」(ダヴィンチ・コードでもキーになる絵画で使われていましたよね・・・)の精巧な模写なんだけど、人物だけが欠け落ちている。実際の絵画を覚えているかどうか、あとで図録と照らし合わせて自分の記憶のチェックという感じ。フラ・アンジェリコの受胎告知があって、思わずフィレンツェで本物を、小さな古い寺院のようなサンマルコ美術館の暗がりで、階段から見あげた瞬間の感動が一瞬フラッシュバック。良い1時間強を過ごせた充実感あり、です。
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