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  2007-01-13 ‖Sat‖   

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  独白するユニバーサル横メルカトル

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「このミステリーが凄い2007年」の1位、あと題名の言葉のイマジネーションから「独白するユニバーサル横メルカトル」購入。表紙のギーガー@エイリアンみたいなおどろおどろしさにかなり凄みを感じたけれど、私はホラー映画は小心者なので見れないくせに小説は嫌いじゃないほうだしな・・・。多分トマス・ハリス@羊たちの沈黙みたいな感じを想像していた。

短編集なんだけどホラー小説を読み慣れていない私には、かなり衝撃的でした。最後の短編が初心者の私にはあまりにもグロ過ぎて、読んでて手のひらに汗が出たけどプロットと絶望感は嫌いじゃない。それより前半の「Ωの晩餐」と「オペラントの肖像」、そして表題作の「独白するユニバーサル横メルカトル」が印象に残った。いや当然グロさ全開なのですがその中でも短編には命だろう「設定」の妙みたいなものが。特に「オペラントの肖像」は行動工学の「オペラント条件づけ」をうまく世界観に仕立てた秀作だと思う。多分膨らませたら映画になりそうな感じ。というかこういう映画、あったんじゃないかな〜。思い出したら書きます。

読書って昔に比べたら、今は自分のフィールドからなかなか出れないというか出ない癖がつきつつあるので、たまには逸れてみるのもいいかな・・・。


llcafell at 01.13

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