やっぱりこの渡辺謙のアメックスの写真、アニー・リーボヴィッツでした。ビンゴ！彼女は最近「クーリエ」のインタビューにも出ていた。ディズニーの世界的な広告キャンペーンでのポスター制作で、おとぎ話の主人公に有名人をリアルに仕立てたビジュアルを担当していたらしい。その商業主義を批判されていたけれど、芸術的に評価される作品を残すとともに、それにとどまらない仕事をするというその柔軟性が逆にいいと思うんだけどね。ちなみにビヨンセが「不思議の国のアリス」、スカーレット・ヨハンソンが「シンデレラ」、ベッカムが「眠れる森の美女」を助ける王子様という超ゴージャスなラインナップのポスター広告です。

あと、アニーつながり情報で日本版「RollingStone」が創刊です。本家本元はアメリカのロック世代の雑誌で、日本でも多分ロックの洗礼を受けた４０代〜５０代のオジサマ達が「おおー！」という感じで反応してると出版社営業が言ってた。でもこの雑誌が狙うのは、その思想のみならず音楽やファッション寄りのロックテイストをカッコいいと思う人たち、２０代から５０代らしい。年代によって切れるファッション誌と年代は関係ない趣味誌などのニッチ誌の中間に存在するスタイル雑誌という位置づけかな？でも広告も選んじゃうだろうし（ディーゼルあたりがどんぴしゃ？）、ターゲットも想定通りつくものなんだろうか・・・かなり微妙です。