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  2007-05-26 ‖Sat‖   

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  30オンナ、絵本に癒される

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仕事少し山越え。外は一日中雨。来週動く仕事の資料探しに久しぶりに大型書店へ。ふらふらと書架の間をさまよい新刊を見たり、海外文学の棚を見たり。でも今の精神的な余裕だと買ってもきっと読めないだろうなあ・・・と思いつつ書店の雰囲気を体に吸い込んで少し生き返る。少しリセットが必要かな・・・。3日ぐらいどこかにひとりでこもって本を存分に読みたいぐらいだけど。

絵本のコーナーを覗き、酒井駒子の新刊が出ていたので購入。「ビロードのうさぎ」それと少し気になった「アンジェロ」も大人買い。

酒井駒子の絵はやっぱり素晴らしい。私は絵本大好き人間というわけではないのだけど、挿絵に甘過ぎない詩情と余韻のある彼女の本は、昔から大好きで結局いつのまにかそろってしまった。「よるくま」はこどもの絵本棚にあって今はぐりがお気に入りだけど、他の絵本は私の棚に並んでいる。「アンジェロ」は衝動買い。ぱらぱらと見て何か訴えるものがあったという軽い動機。

家に帰りぐりのお誕生日リターンズをして、そのままお風呂に入らず私が疲れでリビングで寝入ってしまう。夜ダンナが帰ってきたタイミングで起き、見るとやはりお風呂に入るのを待って私が起きるのを待っていたぐりぐら、お風呂に入ろうとスタンバっていて裸で寝てるし(笑)。パジャマを着せふとんに運び私も睡眠続行。次の日9時間睡眠でスッキり6時起床。一緒に起きたぐりぐらと朝のお風呂。

いろいろ一段落して、絵本を買ってあったことを思い出し袋から出して読み直した。ふたつともとても・・・なんというか良い本で思わず涙が出るって・・・・これって私かなり疲れてます?「ビロードのうさぎ」は子どもとうさぎのぬいぐるみの交流、「アンジェロ」は職人の老人と助けられた鳩の交流、特に「アンジェロ」は挿絵や話にもユーモアがあるんだけどぐっときた。まったくファンシーな性格とはほぼ対局にある私がこういう言葉を書くことも面映いのだけど、この2冊の絵本に癒された、と思う。

「アンジェロ」を読みながら、自分の人生が終わる時何が残るのか、ふと考える。これって最近ふと考えるお題でそのふるいにかけると何を優先するべきなのかということが見えてくる。と説教くさく考えているわけではないけれど。そう考えると人生に必要なものってそんなに多くない、というかシンプルなんじゃないかなあとも思ったりもする。漠然と考えているだけで結論めいたものは何もないのだけど。

昼からはもうこれ以上は持たない冷蔵庫のいちごをジャムに。つぶしてグラニュー糖と混ぜてレモン汁入れて煮るだけだから子どもにも分かりやすいし。結局小さなジャムの瓶3つが収穫。このあとぐらの仲良しの友達が兄弟で遊びに来て、ぐらと友達はサッカー盤で白熱中。ぐりと保育園が同じクラスの弟くんはぐりの尻に敷かれながら遊んでます。いや〜同じ年5歳の活発娘とおっとり男の子だと、会話が30ぐらいの姉御肌女性と20代前半の男の子って感じ。聞いてて結構笑えます。そのうち一室に4人こもっていろいろ遊んでいる。うーん母これって楽な状態?本でも読もうかなと思っていると、そのまま外に4人とも出ていき、3時半からママ友達が迎えにくる6時まで野球をやったりして遊んでいた。夕焼け小焼けでバイバイバイ、という感じで子どもらしい休日でした。

llcafell at 05.26

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