月、火と東京出張。夕方からのとあるクライアントの会報誌の取材立会いでアテンドに同行。会報誌のトーンはかなり渋い感じに釣り合うよう今回の取材ゲストは某芸人の方。
夕方に蕎麦屋でお酒を飲みつつ、はじめは寡黙な彼がどんどん気持ちよく饒舌に。こういうところに同席すると、インタビュアーという仕事が本当に難しい、というか才がなければ務まらない仕事だと痛感する。それ以上に芸人と呼ばれる人たちがメディアに出ている姿は、本当に本当に氷山の僅かな一角に過ぎなくて、その姿の下にどれだけの深い考えや経験の積み上げがあるのかということも痛感するわけです。
今回のインタビューの中で記憶に残った言葉たち。
「そばつゆをだっぽりつけて野暮に生き」
「海鳥は絶海を見なければならぬ」
「一点で染み付くのではなく、蕎麦は長く傍にあって大切なもの」
公園で撮影していたときも、子供たちは机と椅子がくっついてないと認知できないみたいだったけど(笑)、公園についてきたお母さんたちが軒並み反応していた。さすが某教育番組の威力恐るべし、ですね。ぐらと約束していたサイン、快くいただけました。
この仕事は継続するんだけど、毎回テーマに沿って渋い「サライ」的人たちをインタビューしていくものだから今後も楽しみです。