上長、会員誌の校了明日5時に入れられて「立会い」って!金曜日は朝10時にクライアント直行って!娘の状況を知ってるくせによくそこまで厚顔で仕事を振ってくるよねえ〜。がるるるる。いい加減にしてくださいっ!!!
京都の本屋で直木賞の桜庭一樹「私の男」調達。帰りの京阪でその濃密なぬめぬめした息苦しいぐらいの文体に引き込まれる。思い出した小説は桐野夏生の「残虐記」と中上健二の「千年の愉楽」。ただ、残虐記は暗さは似ているがもっと乾いていて、千年の愉楽も血の性を描いているけどもっと潔く、明るい。不快感を胸に抱えながら、それでも読んでしまうみっしりとした湿度の高い物語。結局家に帰って読みふけり一日で読破。
そういえば森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」も読みかけてたまま忘れていたなあ。これは思いっきり京都の夜、木屋町や先斗町が舞台で読んでいて現実の雰囲気も少し思い出しながら思わず楽しくなっちゃうというか。また続き読もう〜。本読みのビックウェーブ到来なり。