当然お弁当作りが始まって、仕事を持ち帰っているので体力気力なく朝のランニングはお休み。とほほほ。でも関西の暑さの中で生活していたら体重は微減傾向ではあるけどね。
そんな中新作をレンタルして見終わったのに未だ返せてない「潜水服は蝶の夢を見る」の感想など。映画になった時の題名に惹かれて見たいものリストに入れていたもの。
主人公はELLEの編集長。仕事で成功し妻と3人の子どもたちと豊かな生活を送っていた人生に突然やってきた脳梗塞、そして左目以外は全身麻痺の日。映画のふれ込みは「瞬きだけで自伝を綴った実話に基づいた感動作」なんだけど感動というよりは、主人公の悲観的になり過ぎないユーモアと、豊かな想像力を可視化した詩情溢れる映像とカメラワークが非常に印象的だった。
しかし、こういう映画を見ると人生のほぼ折り返し地点にいる私としては、いろいろ考えさせられるなあ。前半は若さと成長なんだけど、後半は体力もなくなってきて成熟を経てということになる。仕事だって、まあ万が一定年まで勤めたとしてもその後に控える20年、30年がある。どう過ごすべきかのロードマップは意識に置かなきゃなあと思いつつ日々に流されています。
今日は故障してしばらく使っていなかった10年来の時計がメンテナンスから戻ってくる日。やはり10年ほぼ毎日身に着けていたモノだけに愛着があります。明日は久しぶりにその時計で会社に行こう。