とても絵本好きという性格とは程遠いけど、振り返れば思い出したように絵本を買っている。「ちいさなあなたへ」、帯に書いてある「母であることのすべてがつまった絵本」に惹かれ立ち読みしたら最後のページで思わず泣いた。まあ、今の私とぐりぐらいの娘がリアルタイムの絵本の中での設定だから自己投影というのもある。でもいかんなあ〜自分が母であるから母ネタでこられるとほぼほぼ涙腺が緩むのが自分でもシャクなんだけど。しかしこの絵本、アメリカでは発売された途端にあっという間にハリポタを押しのけて1位になったそうだから、きっと絵本に出てくる「母から娘への想い」というのは普遍であり世界に共通するものなんだろうなあ。説明すればするほどなんだか本の本質と離れてベタッとした感情の羅列になりそうなので、興味のある方は本屋でぜひ立ち読みしてください。必ず、ほぼほぼ最後のページで泣くこと請合います〜。そう、思い出してくれるだけでいい。それだけで母親として報われる。
あとは「酒井駒子小さな世界 (Pooka+)」、昔からこの人が好きなのはここで書いてきたけれど、最近は絵本だけではなく児童書の装丁なんかも多くなってきた。恩田陸や角田光代の装丁もあり。彼女のアートワークが一覧で見ることができるため購入。相変わらずなんとも表現できないぐらい懐かしい叙情を感じる彼女の絵、こんな表現がもし自分にできるならやってみたい。
あとは最近好きな川上弘美の「ニシノユキヒコの恋と冒険 」はちょっと軽い感じなので電車用です。
ぐら忘れ物事件追記:実は参観の次の日、夕方携帯にぐらから電話あり。何やら算数の宿題が出たのに一式学校に忘れてきたらしい。連続忘れ物に「学校まで取りにいってき!」とまた噴火しながらも、もう暗くなってきて危ないから「自分の責任なんやから週明けに「宿題忘れました」といいなさいっ!」と語気荒く電話を切る。その後また電話がかかってきて、どうやら学校まで取りにいったとのこと。電話をくれたときにはいつも寄らせてもらっている友達の家にいてたんだけど、そこに4人ぐらいいた男の子たちがついてきてくれたらしい。結局算数はその日は持ってきてなくて、家にあったことが学校について判明したらしいんだけど(気づいてよ・・・)、友達ってありがたいと思っただろうなあ。その経験ができただけなんだか結果オーライという感じでした。