私も昔、一時期良く読んでいて大好きだった雑誌「Esquire」5月売を持って休刊。創刊は1987年 だから・・・なんだかクオリティの高い雑誌の一時代が終わったという感慨が。じっくりと練られ深まった編集された安定感のある「情報」は、もはや時代に乗り切れなくなったのかしら。そんなことはなくてこれからより一層必要になると思うのだけど。そんな中、最新号の「Pen」はまた広告マン御用達特集だけどこの号のクオリティは凄く良かったです。

「Esquire」は独立系の出版社で私の上司の友人がかなりここの編集に関わっていたと聞いていた。前に私と同じ中高大学学部も一緒の女の子にこの上司のつてでOB訪問を受けたことがあるけど、その女の子の父親がこの雑誌に深く関わっていたらしい。そういえば彼女は見事この就職氷河期にコネなしで博報堂に内定したと聞いた。ブラボー！おめでとう。

一方、WEBはどんどんターゲティングが細分化されていく。最近は「一回サイトを踏んだターゲットにバナーを出して再訪させる」というリターゲティングスキームがじわじわと価値を持ってきている。その精度もどんどん上がってきてサイトのどの部分で離脱したかとか、それぞれの検索ワードによってひとつのクライアントが出すバナーの絵柄も違うしバナーをクリックさせるランディング先も違えることもできるらしい。Yahooだけではなくてネットワークサイトといわれるたくさんのサイトを横断した形でバナーは追いかけてくる。ここまでくると恐怖を感じるなあ。楽天でも購買履歴によって、サイトにバナーを出す「行動ターゲティング」がリリースされているのだけどこちらはInfoseekに入らないとバナーは出ない。でも今後ネットワークサイトになったらあっという間に楽天の履歴でバナーが出てくるなんて・・・考えただけでうんざり。