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  2009-03-10 ‖Tue‖   

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  バブル・ポストバブルのママ価値観

電通総研が新たに立ち上げた研究チーム「ママラボ」は、小学生以下の子どもを持つ母親500人を対象に「ママ友」をテーマに調査を行った。深くて親密なつきあいを求めるママたちの価値観や消費傾向とは?

ちょっと仕事の話でステップを踏みたいと自ら思っている最近で、勝間本「断る力」を読んだりしている。まだ途中だけどこの本面白いです。単なるビジネスノウハウ本ではなくて、自己の基準軸などの心理的側面からビジネスまでつなげている感あり。また読み終えたら感想アップします。

ところで、電通総研が「ママラボ」を立ち上げ、ネット調査の結果をリリースしていて、バブル世代とポストバブル世代の小学生ママ対象なんだけどなかなか面白かったのでメモ。対象は「ポスト団塊ジュニア20-33歳」「団塊ジュニア34-37歳」「バブル経験38-49歳」とセグメントされていて、たぶんこのセグメントによっても結果は違いそうで見てみたいんだけどそこまでは明らかにされていない感じ。目的はポストバブル世代のママが、バブル経験者ママとは明らかに購買行動やインサイトが違うというところを明らかにすること。

コミュニケーションツールは「携帯メール」と「ママ友ブログ」、まあこれは想定内。その他に「できるだけ深入りしない関係」を求める人より、「親密で深い関係」を求め、人数をそれほど広げない傾向。そのママ友コミュニティでは信頼関係が深くなるため、クチコミ情報の信頼度も深まる。このコミュニティ単位のプロモーションの開発になるんだろうね。

ママ友の数が多いママほど、自分のための消費が増え消費のドライバーとなる。そのコミュニティ内の話題がきっかけとなって旅行・レジャー・お酒などみなで集まって楽しむ「ワイガヤ消費」、美容、化粧品などママ友同士の目を意識した「見栄消費」、子どもの習い事や教育費など進学や受験に関する「子ども投資消費」が増える傾向にある。あと、「自分も家族」も両立させたいという意向が強いため、家族だけではなくママ自身が喜ぶことは何かという視点が必要。

マスと併走して、きめ細かなこの「コアママ」に納得してもらうプロモーションが必要。これは仕事にかなり役に立ちそうな資料です。

dentsu「ママラボ」リリース


llcafell at 03.10

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