さて、ネタとして書こうと思って大分押しちゃったんだけど、幻冬舎から女性誌「GINGER」創刊しましたね。月末の軒並み同じターゲットの女性誌の発売日に合わせてってのが、幻冬舎の自信の程が伺えます。前からアナウンスで「某大物モデルを引き抜いてきますー」と担当者が言っていたけど、ANECANから香里奈を引っ張ってきたのね。幻冬舎は見城さんの人脈もあって、中を見たけど山田詠美や坂本龍一が創刊のコメントを書いていて、山田詠美が「他の女性誌は最大公約数的ないいオンナになるための雑誌だけど、この雑誌からは自分を演出するスパイスをもらって欲しい」みたいなことを書いていた。確かに内容はファッションも当然ありながら、コラムや記事が「土屋アンナ」や「飯島愛」や「佐藤優」やいかにも幻冬舎っぽい。読み応えのある尖った文章が華やかなファッションの合間に顔を覗かせる感じでした。男性誌「GOETHE」も好調らしいしこのままこの激戦区に食い込めるかどうか、楽しみです。
それより、今回メモしたいのは、この雑誌がAmebaGGと完全にタッグを組んでいることかな・・・。オフィシャルページをAMEBAGGのタブから入れるように作り、(ちなみにGOETHEはNIKKEINETにタブがあります)、これからこのページからGINGERに掲載された商品が完全に購入できる仕組みにするらしい。これは集英社や他の雑誌社もしていることだけれど、単にeコマースのみに偏るのではなく、紙面にAmebaブロガーの声を反映した企画なりを作っていく方向だという。そういえば創刊号にGINGERGIRLとしてCA(サイバーエージェント)の人が出ていたよなあ。
なかなか違うメディアの連携が言われる中、試行錯誤の状態が続いているけどこの仕組みでどれだけこの雑誌が受け入れられるか、観測していきたいと思ってます。