慣れない育児や家庭生活を、現代の母親はどんなスタイルで切り抜けているのか? 博報堂は10歳未満の子どもを持つ母親に、育児とそれにまつわる消費・情報生活を分析した。
(2009/03/23 13:40)
電通に続いて博報堂もこのゾーンのマーケティングを強化していくようですねー。5つのタイプに分類して、その消費動向を探っている。まとめるとこんな感じ。
●よき母「信仰」ママ
構成比21%:マジメな子育て:情報接触は育児書・雑誌
●冬眠マイペースママ
構成比19%:キャリアをいったん中断、少し立ち止まって子育てを楽しむ
:WEBでの接触・活動が活発、自分への投資も高い。
●サークル子育てママ
構成比39%:多くのママ友とみんなで育てる。家事も育児もきちんと。消費も活発:情報源はクチコミ
●家庭内部長ママ
構成比8%:仕事をスパッとやめてママ業へシフト。家庭の大黒柱:テレビのニュース・政治に関心
●なりきれずママ
構成比13%:育児・家庭・仕事をバランス良く楽しみたいのに育児負担を大きく感じる:ストレスを消費で解消。ブランドスイッチ率多し。
さしずめ新しく小学館から発行されたママ向け雑誌「SAKURA」は「サークル子育てママ」向けなんだろうなあ。かなり、かなり冒険してる感じがして「採算大丈夫なの?S社」と誌面をめくりながら思ったのが本音。確かにモデル系ママはこのカテゴリだし、トヨタの「PASSOセッテ」はコピーから「私たち、主婦で、ママで、女です。」だからこのあたりを狙ってますね。ちゃんとマーケティングした上の出版・・・なんだろうけど、うーん直感的に「この雑誌はどうなの?」と。果たしてどうなるんでしょうね。