メモはぐりから「帰りに買ってくるものリスト」として渡されたメモ。明日遠足なのでバスに乗るらしく「酔い止め」なんだけど、追加して「あまいの」というのが少し笑える。

ぐりは1年生も慣れ、言葉遣いもちょっと悪くなってきて兄とケンカしているのを聞いて「ひえええ〜」と思うぐらい強くて口悪いです。でも本人曰く「学校では可愛くてちょっとおとなしくてしっかりモノ」という猫をかぶっているらしい。家で出している地を考えると学級委員とかやりそうなのに、親の予想と相違して女的進化してるなあ〜。相変わらずでも会話していると笑える場面多々。昨日は夕食のときに「明日何食べたい〜？」から「グラタンとか、ドリアとか、コーンスープとかロマンチックな食べ物がいい」ときた。だいたい「ロマンチック」なんて言葉をどこかで聞きかじってきて、自分なりの解釈を作って使うってところが面白いじゃないか〜。言葉を発するようになってから散々面白くて笑わせてもらったけど、まだまだ笑わせてもらいますよ〜。

兄のぐらも楽しく3年生ライフを過ごしているようです。メガネも様になってきて、いつも「博士にへんしーん！」と言ってめがねをかけて何かネタを披露するという関西路線を踏み外さず成長。最近のテレビ番組のクイズ系をこよなく愛し、「大きくなったら東大に行って漢字の勉強したい」とな。はいはい、頑張ってくださいな。でもぐらが社会に出るころっていったい社会はどうなってるんだろう・・・とふと思ってしまいました。少なくとも学歴が職を保障した時代はもう終焉してるのは間違いない。でも学歴じゃなくてそういう学びの場所に身を置いて色々な人と交わるのは本人にプラスになるのは変わらないんだろうね。学歴は「持ってて損にはならない」程度かなあ。

最近母親の私は年齢に応じて体力が低下しているのか、前の晩に夜遅ければ次の日眠くて眠くてリビングのラグの上に食後転がっていることが多いのだけど、昨日ふと30分ぐらいうとうとして起きたら、ソファと私の間の隙間にぐりぐらが詰まってスースー寝ていた（笑）。ああ、こんなのもあと数年で終わっちゃうと考えると寂しい。

今「闇の子供たち」を読んでいるのだけど、ノンフィクションのように見えるフィクションと言われているこの本、臓器売買のために殺されたり、児童買春を強制される同じ年齢ぐらいの子どもと比べたらなんて幸せな子どもたちだろうとも思いながら、このフィクションの背景に確実に存在する事実に胸が痛む。子どもがいるといろいろと考えることは尽きないです・・・。