でもまったく時間足りなかったよ。。。吉岡徳仁は携帯でメディアスキンを使っていたのもあってそのそぎ落とされた、でも柔らかくて暖かい自然を感じるデザインが好きだったので楽しみにしてたら、想像以上に凄かった。真っ白な展示室に多量のストローで形作られた雲。そのあちこちに結晶(クリスタライズ)のきらめきが。「白鳥の湖」はたまたまチャイコフスキーのあの曲が始まる最初から最後まで一人きりで堪能。天井に写る水の影と水音。貸切の至福。
プリズムの教会も良かったけれど、私はこの結晶の印象が強かったなあ。前日曜美術館で紹介されていた、オルセーの印象派の部屋に置かれているWarterBlockにも座れた。その繊細な表面とすぐ下に写る影、素晴らしいの一言でした。そのあと有名な糸瓜の繊維みたいなパーネチェア、そして紙を広げるハニカム構造のハニー・ポップも現物に会えた。50分ぐらいの彼のアートワークを紹介する映像があったのだけど、時間切れ・・・。しかし、イッセイミヤケの「プリーツプリーズ」のロゴは彼の作品だとは初めて知りました。
そして30分しか残されていない時間で「うさぎスマッシュ展」を文字通り駆け足で廻ったけれど・・・こちらも魅力的な展示がたくさん!ただ、情熱大陸を見て興味を凄く持った真鍋大渡率いるライゾマティックス、まったくノーマークで彼らの金融の情報を可視化した美しい星空のような作品「Treader」に出会ったのには感動しました。情熱大陸ではこの作品を生み出すまでのドキュメンタリーをやっていたんだよね。
という満ちたりた時間だったのだけど、常設展はパスしちゃったし1日ゆっくり観て回りたい。慌てて歩いていたらBSジャパンに取材されるし。。。
そして、最後の仕事の打ち合わせは和やかに、若干のメディアの変更予定など不安要素を抱えながらキックオフ終了しました。楽しい仕事になりそうだからうまくいけばいいなあ。。。