仕事がバタバタ。でも今回の忙しさはそれなりに扱いに結びつく予感が。まあ仕事だからしょうがないよね〜。
東京で夕方からの打ち合わせがあったので、デスクワークを前日にかなりの速度で片付けて早めに東京へ。目的はヨコハマ・トリエンナーレ。ちょうど前回に日曜美術館で森村秦昌が中高生をナビゲートして紹介していたので予習済み。ホントは神港ピアでも会場があったのだけど、さすがにそちらへのんびり回る余裕はなし、でした。
横浜から虎ノ門なのでそれほどゆっくりはできず。でも横浜美術館3回目の来訪なんだよね。1回目は松井冬子、2回目は奈良美智、そして今回。もう勝手知ったる感じで久しぶりにエントランス。エントランスには巨大なアートの残骸を捨てるマイケル・ランディのダストボックスが。
以下印象に残った作品を。ミニマルな白いキャンバスに見えて絵の具を固まりにして加工したカルメロ路・ベルメホの作品。テルミンスはテレビでも紹介されていたけれど、水面や銀河のドローイングの連作が良かった。ベネッセアートハウスに泊まったときに部屋にあった銀河と似ている気がしたのだけど調べられず。その他はブタの後ろ姿がハムになっている作品。ジョン・ケージの4分33秒の楽譜(もちろん真っ白)も何だか視覚から初めて鑑賞したなあ。。。
そして坂上チユキの深い藍で書かれた細密描写のような美しい文様。国立国際美術館の所蔵のコーネルの「カシオペア」に横浜で出あったのも驚き。
もっとゆっくり観たいけど、観られないよりはずっといいかな。やなぎみわの舞台トラックは港のほうにあって断念。それでもリフレッシュになりました。そして新幹線からちらちら見える月は月蝕。子供達に電話して観るようにと言っていたら、ちょうどベランダからドンピシャリで観察できたらしく、テーブルの上にオペラグラスと双眼鏡が置いてあった。後で話を聞くと楽しんだみたいです。