AERA8月4日号、30代後半の悩みという特集に色々考えるところがあった。結婚なり出産なり転職なり、ラストチャンスとも言える世代、私ももうすぐ足を踏み入れつつあるんだよなあ。
記事の詳細は割愛するけどその中にかなりずしっと響くキーワードがあった。「日々の再生産の恐怖」「このままの人生への閉塞感」これは確かにどんな人でも、男女問わず感じていることかも知れない。
子どもが生まれ自分の人生を刹那的ではなく中長期的に眺める。あと10年は子どもの手が離れないだろうとして、独身の頃と同じ働き方ができるようになるのは45歳の時。なんだか愕然としてしまう。
それにいざその時に仕事に対して以前の情熱を持てない気が。そりゃそうだろう。私にとっての仕事は、のめり込み成果がでてそれを評価される一連のプロセスが楽しい。でも「のめり込む」感覚がもうまわりがあまり見えすぎて戻って来ない気がするのだ。甘美な感覚だけどもう過去のものって感じ。
とはいってもこれは私の心の悲観的サイドであって実際はもっとお気楽かつ楽天的かつ日々にそれなりの楽しみを見つけつつ日を送っている。でもやっぱりたまにはまじめに思考しなきゃね、文字通り「不惑」の40代を迎えるためにね。