この雑誌、大人の「Monoマガジン」みたいな感じで読み始めてたんですが、内容いかんに関わらず、パラパラと見終わった時何気に満足したような気になる(気のせい?)雑誌ですね。一種のウィンドウショッピングっすね。
色んな国や地方の”洗練系”アイテムを紹介されると、「ほへ〜、世の中ではこれが”かっこいい”椅子や時計とされているのだな。なんかちょっとわかる気がする。この中で一番安いものなら手が届くな」・・・な〜んて、微妙な購買意欲がもくもく沸いてきます。(結局買わないんだけど、もう一押しされたらヤバいみたいな)
たぶん記事自体より、かっこよく取れてる写真のせいだと思います。
確かにこれは今たくさん出てきている男性誌とはかなりテイストが違います。他はどっちかといえば「実用誌的カタログ」なんですよね。前にもエントリーで上げましたけど、雰囲気をこれだけ楽しめる雑誌もそう無いような気がします。「アティチュード」を確立している雑誌です。
私も見るだけで満足してしまって、案外「買いたいな〜」というところまでは結びつかないんですよ。でも毎号毎号ずっと眺めていると、どうも感覚の中にこの雑誌的感覚が住み着いちゃっているというか、なんというか。そういう感じです。
確かに写真いいですよね。特にこの号の表紙はいいです!
この雑誌の創刊当初を知る者として一言。
当時は特集と言いながら、つるつるペラペラの内容で、
「は?これだけ?」って言いたくなるような雑誌だったんですよお。
雑誌も年を重ねて自己を確立できるようになるんですね。
あと、私もかふぇさんと同じ職種に居た頃、社内であっという間に
持って行かれちゃう雑誌と一般読者の求める雑誌ではギャップが
かなりあるのでは・・・といつも思っていたのですが。どうですかね?
私はその時は紙媒体ではなかったけど、創刊知ってるよ。
確か「ギリー」から名前変えたんだよね。
実はその頃のバックナンバーが家にあったりする(笑)
うん、長い目でみてかなり成功した雑誌だと思うよ。
社内で今人気の雑誌は「Pen」「LEON」「週刊ポスト」(笑)
女の子たちはやっぱり主婦系雑誌持っていくよね。
で、残っているのがニッチ趣味系雑誌みたいなね。