とある提案にむけての、ターゲットのインサイトを探るためのデプスインタビュー実施に参加。基本的にはマーケの仕事なんだけどいろいろ絡むため。グルインではなく1対1で1時間ぐらいインタビューするこの形式の調査に参加するのは、実は初めて。今回はターゲットが小さな子供を持つ主婦ということもあり、インタビュアーの補佐も努めたんだけど興味深かった。その様子を別室でいろいろな人が集まりモニターで観察するわけですね。
インタビュアーになれば1時間のインタビューを録画して後で見るわけだけど、なかなか普段自分の動きや反応や言葉の出し方なんか見ることができないから面白い。へええ〜私ってこんなしゃべり方してるのね、とかゼスチャー多いなあ、とか。私の隣のマーケティングの人はこういうインタビューは百戦錬磨の人なので、ヒアリングする項目を前後させながら深く突っ込んだり、角度を変えたりと話の進め方が絶妙。心理学的なアプローチでカウンセリングに近い感じ。
このサンプルを数人取って後でマーケ・CRスタッフとミーティング。ここでターゲットのインサイトの確定と共有になるわけなのでこの打ち合わせは外せない。が、ぐりの誕生日のお祝いはこの日の夜。とりあえずお迎えはダンナに代わってもらい、できるだけ早く帰るからと言うも家も遠いしそんな時間に終わる気配はなし。
あとでダンナに「私が8時半までに帰らない場合は、ろうそく立ててケーキ食べて」と連絡すると「昔のオヤジのようだね。こどもの誕生日に仕事で帰れないなんて。まあ、わかりました」と嫌味のメール。いや・・・まあ、そういわれればその通りなんだけど。ここで私を子供たちにフォローしてよってのは甘いと言えば甘い気もするし・・・と弱気モード。そしてとどめに携帯の留守録にぐりぐらから留守録。ぐらは19:30、ぐりは20:40の着信時間。
ぐら「おかあさーん、きょうぐりの誕生日するんだけどー。なんで早く帰ってこないの?はやく帰ってきてね。それと何時に帰ってくる?・・・・(しばらく間)とにかく早く帰ってきてね」(少し甘え声)ぐり「おかあさーんおそいっ! ぐりもう怒るっっ!」(ブチッ)
つ、つ、つらーい・・・・。
とりあえず打ち合わせ場所を出た後、ぎりぎり起きているぐりに電話。なだめたあと最寄り駅まで戻り、とりあえず明日遠足に持っていくぐりリクエストのお菓子を夜中まで空いているコンビニで調達。家に戻ってお弁当の段取りをして就寝夜2時。それから朝にぐりぐらの機嫌を取り結び、今日帰ってから残っているケーキで再度ろうそくふーを約束して笑顔いっぱいモードに戻してから出社。ダンナはあのメールのみであとは普通に穏やかなのは、あの嫌味でとりあえず腹の虫はおさまったのかどうか。
ここで呟いていいですか?働く母親ってどれだけ調整してもこういう局面って必ず出てくる。これだけ働いてこれだけ家事して深夜持ち帰りして働いて・・・。働く母親ってずーっとこういうジレンマに悩まなきゃいけないんでしょうか・・・・。
あ〜う〜。ホントに辛いねっ(T_T)
私はそのジレンマに耐え切れず、ステージ(カフェさんがいるステージの
はるかに下のステージではありますが^^;)から降りてしまったけど、
このまま自分だけ逃げたまんまで世の中が変わらないのを
静観していていいのか!?と思う〜。
どうにかならないかな〜。どうにかしたいね〜。ホントね。。。
う〜ん...つらいねぇ、、、。
ていうか、かふぇさんは仕事に対してマジメだよね。
私なんて、独身のころから上司に「土・日は働かないポリシーです。残業も極力しないので、その範囲で仕事をマネジメントして下さい。」とか言っちゃうようなヤツだったので(^^;)。まぁ、仲のよい上司だったので言えたというのもあるし、実際にはもちろん仕事は
降ってくるわけで、残業も休出もしてたけどね。
でも、今は「仕事より家族が大事です」と言い切って、プライベートを理由に仕事を断ったり
しちゃうし。。。そんなワタシは出世しないこと間違いなしって感じだけど。
それだけ仕事に打ち込めるかふぇさんが、むしろ羨ましかったりする部分もあるよ。
がんばれ〜。
>もりもりさん
代理店稼業って、なかなか世の中的にもそういう対応はもっとも遅れている業界の
ひとつだと思いますう。実際なかなかWM多くならないし。この前も本社行ったら
インタラクティブの女の子が出産を期にやめていた(T_T)
そこも思いっきり裏目に出ていると思う・・・くー!という感じだなあ。
多分、メーカーや他の企業はまた少しづつ改善されているんだろうけどね。
でもそんな条件で仕事選ぶほど賢明でもなかったしねえ。どうしたもんでしょう。
>amicoさん
うーん。そのコメントができるamiさんが逆に羨ましいよ。
やっぱり理系の技術者という「手に職」という部分の羨ましさもあるし。
前の上司も今の上司も、WMだから仕事は任せないというのは逆に
失礼という感じなので、いいたいこともそれなりに言えてやり易いんだけど。
でも結果を出そうとすると無理して関わらないと、私の仕事の場合ダメなんだよねええ。
ダンナは多分amiさんの「仕事より家族のほうが大事です」というコメントや仕事への
関わり方を求めているんだと思うしねえ。でも出世関係なく、仕事で結果を出したい
モードなのですねえ。はー。
ふうう。まあ、家庭崩壊しない程度にぎりぎりの綱渡りは続きそうです・・・。
こんにちは〜。
働くお母さんは本当に大変ですね。
わたしの周囲にも、たくさんの働くお母さんがいます。
みんなそれぞれ大変ですが、
やっぱりまわりの理解がカギを握っているのかなぁ。
ただし、「理解してよ〜!」ってだけになると、
今度は「甘えている」「大変ならやめろ」って
なっちゃうから難しいですね。
何度か仕事などで、北欧に訪れる機会があって思ったのですが、
やはり社会制度の問題がいちば大きいかもですね。
かの地の男性はみんな子育てに積極的で、
「子供のごはんを作っているのがいちばん幸せ」と
言っている方もいました。
いますぐはムリかもしれないけれど、
みんなが声を上げていって、
いろいろな整備が整い、
働くお母さん、お父さん、子供、
シングルマザー、シングルファーザー
誰もが幸せになれる世の中がくるといいですね。
こんにちは。
物理的に大変なのはそんなに苦にはならないのですが、
精神的に「私がこどもに寂しい思いをさせてる?」と思う時にやっぱり、
それが一番しんどいですね〜。
そう、つれあいが母親と同じ温度で物理的にこどもを一緒に育てることが
一番解決に結びつく気がします。でも、これはどちらかといえば社会が
まだ男性にはそこまでを許さないという気もするかな。
「こどものごはんをつくっているのが一番幸せ」
という言葉は分かるような気がするな〜
料理上手かどうかはともかく、私も休みの日の昼にのんびり、自分も
安ワイン飲みながらこどもの笑い声を聞きながら料理って
一種のストレス解消だったりします。
私の娘の代には、働いて子育てすることがひとつの選択肢として
自然にできる世の中になっていればいいなあ。
こどもは親だけじゃなくて、地域で育てる意識みたいなものが
親の責任放棄ではなくキーなのかな・・・とも思うのですが。