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  2008-02-09 ‖Sat‖   

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  週末自分療養


仕事が一瞬凪いできたのを見計らって、昼休みプラス1時間ぐらいで「大阪国際美術館」へてくてく歩いてエスケープ。ちょうど収蔵品を蔵出ししている30年コレクション展をやってて、平日で人が多かったけれど見てきた。人だかりのしている印象派なんかはすっ飛ばして、前見たアンゼルム・キーファーの大きな油絵「星空」の前のベンチでぼんやり。現代美術は大きい作品が多いから美術館の部屋も大きな吹き抜けが多くて、その雰囲気だけで私は満足。あとは「船越桂」の彫刻をかぶりつきで見ることが目的。象牙がはめ込まれた物悲しい表情の胸像の題名は「銀の扉に触れる」で、周りの大きなキャンバスの現代美術の作品の中でとても古典的な静かな雰囲気を漂わせていて居心地悪そうに見える。ほとんど30cmぐらいの至近距離でぐるぐる回って見たり、目を覗き込んだり。彼の作品は写真ではよく見るんだけどどうしてこんなに寂しいんだろう。自分の心の中のそういう部分を刺激する。これは20年間ぐらいに制作されたものだけど今の女性の作品群も是非見てみたい。

そのあと寄った「Graf」のレストランで出たランチ。鳥のから揚げ(当然揚げたて)をぐるっと取り囲むようにメキャベツやインゲン、エンドウやいろんな葉野菜が美しくて春を感じました。美味しかった。美味しかったと言えば、味覚が非常に似通っている友人と「食べに行こう食べに行こう」とずっと言っていた家庭的フレンチへ行ってきた。ガイドブックで見つけたのではないんだけど、たまたま入ったときなにせ出てくるもの出てくるもの本当に美味しかったので再訪。写真はブイヤベースなんだけどズワイガニのキッシュとか、自家製スモークサーモンとキャベツのミルフィーユとか、本当にワインに合って美味しかった〜。基本私が楽しめるのは、当たり前と言えば当たり前だけど美味しいものとワインのバランス。また行こう。


llcll@MOBILE at 02.09

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