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  2009-04-24 ‖Fri‖   

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  INTO THE WILD

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前のぐりぐらの家庭訪問のときに、昔原作を読んだことがあって、DVDになるのを楽しみに待っていた「イントゥ・ザ・ワイルド」鑑賞。もう5年前ぐらいになるので原作のノンフィクションのトーンは忘れかけだったのでまずは「映画」として楽しむつもりで。

アメリカの優秀な大学を卒業したクリストファー・マッカンドレスは、家族に黙ったまま姿を消し全てを捨ててアメリカの荒涼とした大地へ旅に出る。ここだけ書くと期待に満ち、出会いに満ちた若者のロードムービーという気がする。でも実はこのクリストファーがアラスカに打ち捨てられたバスの中で死体で見つかった、という事実から「なぜ彼はそうなったのか」ということに焦点を絞って考察されたノンフィクションが原作なわけです。なので最後は映画もやはりそうなる。でも「映画」にすることによってノンフィクションで明らかになっていく彼と彼の両親との確執が、旅で出会う老いたヒッピーの夫婦や、ひとりぼっちの退役軍人との交流を経て少しづつ柔らかくなっていく。そしてずっと偽名を名乗って旅していた主人公が、最後に絶命するときに親にもらった名前で遺言を木の板に刻んでいたというところに暖かい救いが見えた気がする。それと壮絶なぐらいのアメリカの大自然。アラスカに移ってからはしきりにここで命を落とした「星野道夫」を思い出させる場面がたくさんあった。荒涼としながらも魅力的な孤独。非常に良くできた映画。ショーン・ペン監督。DVD買おうかな〜。

閑話休題。住んでいるマンションで判明したことなんだけど、いつも各学年男女で10数名はいるのになんと、今年の1年生はぐりともうひとりだけということが分かった。男の子は6人いるので朝まとまって行ってる。ぐりも同じクラスなことだしその子と一緒に行こうねっと言ってたのだけど、どうもその子はおねえちゃんと学校に行っているらしく、ぐりが「一緒にいこうよ」と誘ってものらりくらりしてるらしい。ああー危険な「群れ女子」の香りが〜。小さい女の子ってほんとあっさりしてないからなあ。とにかく今日朝早めに家を出て下の中庭で待ち伏せ。向こうもお母さんに送ってもらいながら出てきたんだけどぐりと私を無視〜(お母さんは初日に挨拶している)。いや〜親からも危険な香りが〜。たぶんお互い第1印象悪〜って感じだな。だいたい選択肢ないってそっちも嫌だろうけどこっちも嫌・・・・なんてことを言ってられるでもなく、私がお母さんに話しかけて「連れて行ってください」とお願い。なのに普通嫌でも笑顔ぐらいつくるだろうよ。ま、ぐりとその女の子は仲良く行ったからこれでよしっと。いやーあのタイプのお母さん、本能が「回避しろ」ってアラート出してくるんだけどつかず離れず(ただし距離かなりおいて)ぐらいでやっていかなきゃねえ。


llcafell at 04.24

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