出版社は日経BP社、そう、あの経済誌「日経ビジネス」パソコン誌「日経パソコン」を筆頭に様々なニッチなけっこう固めの雑誌群(日経情報ストラテジーとか、日経ベンチャーとか、日経エコロジーとか)を出している出版社。当然こういう女性誌は初創刊で、そうすると制作スタッフは経験者を引き抜いてくることになるんですね。確か編集長は「FIGARO」から来ている方でした。しかしこの出版社が強いのはその立体的な販売戦略。書店だけではなくCMを大々的に投下し、ネットも充実、定期購読者を増やすために、カードルートでのDMの多数配布。いや〜お見事。もともとこの出版社の持っている強みを最大限に生かした戦略だなあと感心しましたです。
個人的には記事も良かったけど、フォルクスワーゲンゴルフのタイアップ広告が、完全に編集記事とトーンを合わせていて見事でした。これだけ雑誌のトーンを認めてた上で、より自社商品を魅力的に表現させることのできる柔軟さがあるスポンサーは凄いです。
カード会社からのDMで、サンプルブックを受け取って読んだときには、「うーむ。雑誌コンセプトには大いに共感するし美しいが、絵空事の世界すぎる??」ってな感想でした。
でも、付録のノート付き350円にひかれて、創刊号買っちゃいました〜(^-^;
ホント、どこから雑誌記事でどこから広告なのかがよくわかりませんです。。。
この創刊に関して、きっとcafeさんがエントリーすると思って楽しみにしていました。
まだ手にしていないけれど、書店に行って吟味してみようと思います♪
>もりもりさん
うーんさすがに「役にたつ情報たっぷり」の主婦雑誌とは対局にある雑誌ですねえ。忙しい人が美しく暮らすためのヒントと言うかね。実践にはたしかにあまり向いてないかな・・・。ただこれからでてくる商品の使い勝手の検証とかはかなり比較、調査を密にして役に立つ情報を提供するそうですよ〜。この前たまたまたケイト・スペードのスタイルブックという本を買ったのだけどそれに似てました。
>こうさん
うん、日経BP肝イリだからね(笑)。これが成功すればまたあらたなカテゴリーとして雑誌のポジショニングマップに載ることでしょう。でもROHAS系雑誌があれだけ好調だから案外ヒットするのでは?と思うんだけどね。
うーむ。雑誌大好きな私にはこの雑誌は、購買には至らない雑誌です。
表紙の感じとかコセンプトはかなり私のストライクゾーンなので、期待して手にとってみたのですが・・・。
創刊号のみを見た限りの判断で言えば、編集ページと広告ページが細切れに連なっていて、読みにくいし、たとえ350円でもこれに支払うのは勿体無い、といのが正直な感想。
このスタイルって欧米では昔から定番ですが、どうも私には馴染めません。
やはり、雑誌はこれぞ特集!!!ってボリュームの記事がないと、買う気がしないです。細切れの情報はネットでも、テレビでも、フリーペーパーでもあちこちで得られるので、雑誌にはキチンと”編集された”情報を提供して欲しいです。それこそが、雑誌というメディアの生き残る道でもあると思うのですが・・・。
仕事として熱く語ってますね〜(笑)
確かに、けっこう買う人を選ぶ雑誌ではあるかな、という感じだね。
某料理雑誌群みたいに、メガな部数ってのは期待できないと思うな〜。
私は個人的には買いそう。でも主婦誌はのきなみそういう特集主義でしのぎを削っていて
その中にまあ、情報の薄いアラカルト方式のこういうタイプの雑誌ってのは影薄いのは事実だよね。
でも、昔流行った「シックシンプル」っていう洋書があって、これがトーン的に非常にこの雑誌に似ている。
共通するのはニュアンスを楽しめる、ってことかな?
結局インテリアまでならともかく、家事がかかわってくると「生活」ってどうしても現実感あふれちゃうじゃない?情報も多くを欲しいしね。でも案外そういう雑誌をバックナッンバーで何冊持っていても実際自分が身につける情報は少ない。そこの情報をダイジェストにして、それに生活を楽しめるニュアンスを纏わせるとその空気感を欲しているコミュニケーションターゲットってのは存在すると思うんだよ。
きちんと編集された情報か・・・まさにおっしゃる通り!でもこのニュアンス感を伝えられるのも雑誌や本ならではだと思うんだよね。その媒体の持つ世界観を構築できるのは、テレビ、新聞、ネットでは無理かな。あ、テレビは若干あるかもしれないけど。ま、ふたりで楽しみにこの雑誌の行く末を見守る事にしましょう!
と朝っぱらから語ってしまいました(笑)。さ、これからコーヒー飲みます。
こんにちは。先日は、コメントありがとうございましタ!
単なるシロウト読者で、働く主婦ではないのですが、
今回、結構、期待していましたよ〜。
「マーサ」とかの雰囲気も結構好きだったし、実用的で、でかつ、おされ〜だったり
すればいいなぁと(家の広さからすると、即、取り入れにくそうですけど??)。
全体の雰囲気や記事も、日本版としてがんばったなぁ、ってところ、
なのかもしれませんが、なんかものすごーーーく物足りなかったです。
「ここ、すごくひかれた!」「見てて楽しくなった!」「これ、やってみよう!」という
そういう強いインパクトがどこにもありませんでした...うーん。
こてんぱんによくない!と思ったわけではないのですが、物足りなかったなぁ。
350円でオマケつき、と思えば、なんだけれども、次号以降、どうかなぁ、というか。
llcafell さんの記事、業界バナシというか、そういうとこで「へー!」と拝読。
そして、コメントの「案外そういう雑誌をバックナッンバーで何冊持っていても
実際自分が身につける情報は少ない。」というところに、「おっ!」と思いましたー!
家事のお勉強しているんですけど、ほかの人にどうアピールしていくか、ってことに
今、考えていたところだったので...。
長々と失礼しました!!
こんにちは〜!コメントありがとうございます。
けっこう不満の声、多いみたいですよね。でも創刊号はどの書店でも
かなりの売れ行きのようですよ!手帳が大きいかな・・・
まあ、創刊号はご祝儀ということもあって、広告はかなり入るんですよ。
でも、やはり賛否両論の「NIKITA」という雑誌、1周年になるんですが、
広告の集稿は創刊号を越えたそうです。そういう良きにつけ悪しきにつけ
話題にのぼる雑誌は広告を出す価値があるのかもしれないですね〜!
雑誌、仕事柄家に大量にあるんですが、案外覚えている情報、また後から
見直したい情報って少ないな〜と思い、ある時点から捨てるようにしています。
ここで話題になってたので買ってみた(^^)。
辛口のコメントが多い中、私は気に入ったよ〜。
「そこの情報をダイジェストにして、それに生活を楽しめるニュアンスを纏わせるとその空気感を欲しているコミュニケーションターゲット」だな、まさに私は。
まぁ、もともと情報量満載のいわゆる主婦雑誌というのが、生活感あふれすぎちゃってて苦手だったというのもあるんだけど。
情報を求めるというよりはむしろ洋書や画集を眺めるような感覚で、||cafe||さんが書いてたようにニュアンス感を楽しむ雑誌だね。
確かに、買う人を選ぶかもしれないね〜。
おお〜まだまだ続くなここのコメント!(笑)
なるほど、amiさんは気に入ったのね。前にも書いたけど、色彩トーンとかも
かなり意識して作っているみたいだね。この雑誌は。
もともと日本に持ってくるにあたって、どういうターゲットに受けるかという
グループインタビューをやったらしいです。すると、主婦・働いている既婚子供なしには
あまり受けがよろしくなかったらしいんだけど、働いている既婚子供ありにはかなり
響いてたらしいよ。
さて、半年後ぐらいにはどうなってるかだね。10万部定着すれば新しいターゲットのマーケットが開けるよ。たぶんね。