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  2007-06-18 ‖Mon‖   

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  映画メモ

街のあかり】2006フィンランド/アキ・カウリマスキ監督
フィンランドの名匠アキ・カウリマスキが手がける敗者3部作の完結編。テーマは「孤独」。友人のいない男が、宝石強盗犯の連れの女にだまされ、警備員の仕事を失い牢獄に入れられる。人生を遠回りして気付いたのは、男を長く見守る一片の愛の存在。まさに傑作

三部作一作は「マッチ売りの少女」、二作目は「うき雲」だったっけ?どちらもはるか昔に映画館で見た記憶が。

帰郷/VOLVER】2006スペイン/ペドロ・アルモドバル監督
強く元気な女性と母との心の交流が、ユニークともいえる死と生を交え、暖かい視点で描かれる。監督、脚本は「オールアバウトマイマザー」のペドロ・アルモドバル。ペネロペ・クルスの豊かな演技もみどころ。

こちらは「女性讃歌3部作最終章」らしい。確かに「トークトゥハー」も「オールアバウトマイマザー」もかなり良い映画だった。いや〜「バッド・エデュケーション」以来の新作。楽しみだなあ・・・。

ユニクロのクリエイティブアワードのTシャツで、売れずに山積になって値下げされていたヴィム・ヴェンダースの白黒Tシャツを買ってしまった私。フロントのアメリカの荒涼とした大地に乗り捨てられている錆びたアメリカ車の上の黒猫、あまりに一枚の写真で彼の映画の世界を表現していていたのに感心しちゃってなんだけどね。こんなの書き連ねていると、自分で自分が鼻持ちならないスノッブっぽさ満載という感じだなあ・・・。でも、小劇場系の映画の居心地のよさというか、インティメイトさが好きなのです。

追記:今日映画の話を映画好き同僚としていたら、もう「帰郷」を見たとのこと。いまやカンヌでペネロペ・クルスが賞をとったからには、単館上映ではないんですね〜。いや〜。
またまた追記:雑誌にもかなり広告出稿でてますね〜。GQにはペドロ・アルモドバル監督のロングインタビューもあり。ブレイクの兆しありますね。


llcafell at 06.18

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