午後から前から予約していたこれまた近場にある製菓会社の工場見学へ。大阪道頓堀にあるネオンで有名な某会社です。ビール工場にもよく行ってるのを読んでもらえばなんとなく分かるとは思うのだけど、わりに工場の見学は好きです。村上春樹の本で工場見学のかなり軽くてリラックスしたエッセイがあったけどそれも何回も読み返すぐらい好きだった（←変？）。今回も基本的には子ども対象のものなんだけれどわりと楽しみにしていた。

見たのはプリ○ツの製造工程とチョコレートの製造タンクだったけど、なかなかのんびりして良かったです。全国区で有名なお菓子の西日本分をここで作っているらしいけど「こんなんでそれだけのものが賄えるの？」というのが正直な感想なぐらいのんびり。でも見ていてよく分かるというかベルトコンベアでウイーンウイーン流れていって箱詰めされて、それが何個か集まったらまたダンボール箱に自動的に詰められて・・・親しみやすいというか古き良き時代を彷彿とさせる工場だった。ちゃんと何をしてるか理解できるもんな。だって例えば半導体とかになったら見ててもさっぱりわかんないだろうし。

ぐらもかなり楽しんで見ていた。子供向けに３Ｄ映画とか人形を使った説明とかもあったけど、それよりもっと喜んだのは最後にでてきた「○○○のおまけ総集編」とも言える錚々たるコレクション。私が生まれる前のものから現在までずらっと陳列されていた。かなり見ごたえありました。時代を反映しているというか、今現在のものは懐古調で大人ターゲットであろう「木のおもちゃ」バージョンと「昔懐かしいフィギュア」シリーズが見ごたえあり。ぐらも欲しがるのでその「昔懐かし・・・」を一つ購入したらひと昔前のカメラが出てきた。ぐらは車だと思っていたらしくがっかりしていたけど、そのカメラもなかなかすごい。ちゃんとレンズの埃を払う道具までついている。デザインは海洋堂、すごいな〜。

大人は一度行ったら満足という感じだったけど、ぐらは「またチョコレート工場いこうね」と言っていた。多分そのおまけコレクションのインパクト、強かったんだろうなあ。ぐりはと言えば工場で働いてる人にバイバイしたり、３Ｄ映画の立体メガネを気にいって返さずにずっと遊んでいたり彼女なりに楽しんでました。

昨日結局調子が悪く同じく調子の悪いぐりのお世話で精一杯だった私。「おかあさん病気なんだよ〜」とぐらに言ったら「おかあさんだいじょうぶ？ぐらお手伝いしてあげる」と言われてほろっとするも期待できるでもなく・・・。ぐらが晩ご飯を食べている時にダンナが帰宅したのをいいことにぐりの寝かせつけと一緒に８時半ぐらいに寝てしまう。こういう症状は寝るのが一番。ダンナは仕事から帰ってどうやら私のうっちゃっていた皿洗い、ぐらのお風呂まで面倒見てくれたみたい。感謝だなあ・・・というよりやればできるじゃないか。きっと口でお願いするよりこういうなし崩し的な流れのほうがダンナ衆は手伝いしてくれるんだろうなあなんて思ったり。

朝まあまあすっきりして起きるとリビングは全体がおもちゃ箱だった・・・。洗濯もこの２,３日続いた雨でまったく乾かずどっさりハンガーにかかっている上に洗濯かごの中にはいっぱいの洗濯物が待機している。ああ〜１日さぼっただけでこうなっちゃうんだなあ。主婦業ってルーティーンワークながらなんとハードな職業なことよ・・・。

ぐりは朝には平熱に戻っていた。結局３７度台でおさまった。とりあえずホッ。