ぐり一週間保育園で頑張ったので疲れがたまっている。風邪気味で咳をしていることもあって今日はゆっくりと休養させる予定。元気なぐらはダンナと午前中外に遊びにいってもらう。と帰ってきたらイチゴのお土産、どうやら近くのイチゴ狩りに行ってきた模様。私の住んでいるあたりは新興住宅地を一歩出ればトトロの出そうな里山、イチゴの産地ということもあってイチゴ農家も車で５分走ればごろごろあるようなところ。親が住むにはちょっと刺激がなさ過ぎるけど、まあ、三宮まで３０分だし子どもを育てるにはいいところかな・・・。

ダンナに聞くとはじめは「ぐらイチゴ狩りいや〜ぶどう狩りがいい〜（←季節感無視）」とかなり渋っていたらしい。性格的なものだと思うけど新しいものにかなり慎重、というか臆病なぐら。今日の朝だって初めてマンゴーを出したら「ぐら好き嫌いするのよ〜」といって口すらつけなかったけど、ヨーグルトに入れて一口食べさせてみたら「すっぱい、おいしい〜」とあっという間にお気に入り追加。いけしゃあしゃあと「あしたも食べようね」だって。

とにかくイチゴ狩りも行ったらとても気に入ったらしくたらふく食べたらしい。イチゴってこういう果物狩りのなかでも冷えてなくても美味しいしね。で、お土産を頼んでいたら「ほら、このさくらんぼみたいなのぐらが見つけたんだよ〜」と持って帰ってきてくれた。どうもありがとう。

「赤ちゃん返り」というものってきっと、おさまってしまえばそれでジ･エンドというわけではなくスパイラルを描いておさまったと思ったらやってきて、そしてそれガ少しづつフェイドアウトしていくという風に進行するのではないかと最近思うようになってきた。ぐらはまた最近すこし揺り戻しがきている。ぐりが保育園に行くようになったというのが引き金だと思う。私がぐりにかまって上げなきゃと思っている気持ちを敏感に察知するんだろう。とはいってもぐりが疲れて７時過ぎに寝てしまった後、ぐらが寝付くまではべったりしているにもかかわらず、だ。常に抱っこをせがみ、ご飯やお茶をぐりがしてもらうように私に食べさせてもらいたがる。あまりに抱っこというので「お母さん今忙しいしぐらはお兄ちゃんだから今は駄目」と言うとリビングに走っていって突っ伏して泣き出した。かなり敏感になっているなあ。

歩行器に乗ってお兄ちゃんに近づこうとするぐりを乱暴に押し戻すことをやめないので叱る。ぐらの気持ちを慮ってはいるけれどやはり駄目なものは駄目。かなり厳しく叱ったあと、泣き出したぐらに「お布団の部屋にいって反省しなさい」と私にしてはかなり珍しく引っ張った。

「あーんあーん」と寝ながら泣くぐらの声を聞いて自分の子どもの頃叱られて悲しい気持ちを思い出した。で、当然可哀想になったけどここは飛んでいって抱っこしてあげたい自分を押さえてその泣き声が消え泣き疲れてぐらが寝てしまうまでずっと聞いていた。